「噛む」ことの大切さ
みなさん、幼い頃に一度は「ご飯をよく噛んで食べなさい。」と注意された事があるかと思いますが、きちんとよく噛んでご飯を食べれていますか?
よく噛んで食べることは健康に役立つ効果が色々あるんですよ!
そんな、噛むことについての効用がわかる「ひみこの歯がいーぜ」という標語を今回はご紹介します。
■「ひみこのはがいーぜ」
「ひみこのはがいーぜ」とは学校食事研究会が、噛む効用について理解しやすい様に作った標語です。
「ひ」・・肥満を防ぐ
よく噛むことで、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防ぎます。
「み」・・味覚の発達
食べもの本来の美味しさを感じる事ができ、味覚が発達します。
「こ」・・言葉の発音をはっきり
顔の筋肉をよく使うことで、言葉を正しく発音出来るようになり、
顔の表情も豊かになります。
「の」・・脳の発達
あごを開けたり閉じたりすることで脳に酸素と栄養を送り、脳の活性化に役立ちます。
「は」・・歯の病気予防
唾液の分泌良くなり、口の中を綺麗にします。虫歯や歯周病の予防に繋がります。
「が」・・ガン予防
唾液に含まれる酵素には、発がん性物質の発生を抑える働きがあるとされています。
「い」・・胃腸の働きを促進
食品を噛み砕いてから飲み込む事で、胃腸への負担が軽くなり、胃腸の働きを正常に保ってくれます。
「ぜ」・・全身の体力向上
噛み締める力を育てる事により、全身に力が入り、体力や運動神経の向上に繋がります。
いかがでしたか?よく咬む目安は30回と言われていますが、意識して噛むのはなかなか大変かもしれません。
しかし食材や調理法を工夫する等して、自然と噛めるようにすれば上記のような効果が出て、生活の質の向上をはかることができます。
噛む事は健康への第一歩です。
「ひみこのはがいーぜ」を合言葉にして、よく噛んで食べましょう。