お子さんのいる方へ
Child

お子さんがいても安心して
通院していただけるように
当院では、お子さんが一緒に来院しても安心して治療を受けられる環境を整えています。待合室には楽しく過ごせるプレイルームを整備し、診療中もお子さんの様子を見守れるレイアウトになっているのが特徴です。
歯医者を「また来たい場所」と感じてもらえるよう工夫を凝らし、ご家族みなさんで無理なく継続的に通院いただけるよう配慮しています。
お母さんの治療中も退屈しません

当院では、小さいお子さんをお連れのお母さんにも、安心して治療を受けていただくために、診療室内の診療台のすぐ横に設置できるチャイルドシートを用意しました。
また、各診療台にはテレビモニターがあり、お待ちのお子さんも退屈しないように、アニメなどの再生もできるようになっております。お気に入りのDVDなどがおありでしたらお持ちください。
待ち時間も楽しさいっぱい

待合室にはプレイルームもありますので、診療後や待ち時間にお子さんに遊んでいただけるようになっています。
日当たりのよい方向に配置していますので、ぽかぽか陽気を浴びながらお子さんとゆったりお待ちいただけます。
マット敷きなので小さなお子さんにも安心です。
突然のオムツ交換にもしっかり対応

トイレにはオムツ替えシートも置かせていただきましたので、ご利用ください。
お子さんの食事について、知っておいて欲しいこと

「最近のお子さんは顎が小さいので、歯並びが悪くなりやすい」「磨いても磨いても、すぐむし歯ができる」なんていう声を最近よく耳にします。こういったことのいくつかは、毎日の食事の工夫次第で改善されることもあります。
顎を成長させるには、噛む回数を増やすことが重要で、最も効果があります。
また、本能的に人間は、甘みを好きになるようにプログラミングされているようです。そのため、甘みを低年齢のうちから好きになってしまうと、その他の味覚を覚えにくくなり、「間食(甘食)はするけど、食事をちゃんと摂らない」などの弊害がでてきてしまいます。
また、むし歯予防に重要な糖質制限もやり難くなってしまい、歯磨きしててもむし歯ができやすい環境になってしまうのです。
では、食事でどんな工夫ができるのでしょうか。
白米単体でなく
雑穀米にしてみる
ざらついた感触の雑穀を混ぜることで、簡単には飲み込めなくなり、噛む回数は飛躍的に増加します。また、豊富にミネラル・ビタミンを含んだ雑穀は、味もまた複雑で、味覚の成長を促すのにも効果があります。ただ、好き嫌いもありますので、毎日じゃなくても構いません。白米単体の時は少し固めの炊き方にするのもよいでしょう。
食材が飲み込みにくいものを
レンコン・ゴボウ・セロリなどの繊維質の多い食材をおかずに加えることで、噛む回数はぐっと増加します。また、そういった食材を薄味に仕上げることで、甘味だけじゃなく、苦味・酸味・食感などの微妙な味わいを理解することにも役立ちます。
おやつには、噛み応えの
あるものを
スルメ・コンブなどの日本古来の酒の肴にはお子さんのおやつになるような食品もあります。噛めば噛むほど味がでるので、噛む回数も飛躍的に増えますし、ウマミ成分を多く含んだこのような食品はお子さんの味覚を形成していく上でも、大変有効な食品と言えます。
歯並び・むし歯に関しても、予防できることはたくさんあると思われます。そのためには、食事における環境作りのようなものが必要なのではないかと考えます。いきなり、すべてのことを実行するのはなかなか難しいでしょうから、少しずつできそうなことから取り入れてみてください。意識を持った、毎日の積み重ねが重要です。
健全な歯をつくる
子育てのポイント
- 01
おなかに赤ちゃんがいるとき
栄養バランスのよい食事を心がけます。
- 02
母乳を中心に育てる
乳を吸う動物は、かむ運動の基礎になります。
できるだけ母乳で育て、人工栄養(粉ミルク)にたよりすぎないことが大切です。 - 03
離乳食がとても大切
栄養バランスのよい食事を心がけます。
味つけは薄く、甘いものを与えすぎないようにします。 - 04
乳歯を大切にする
乳歯は、永久歯が健全で正しい歯並びではえるためのリード役です。 はえかわるからと、安心してはいけません。むし歯や歯ならびには、ふだんから注意をします。
- 05
2歳を過ぎたら
指しゃぶりをなおす3歳を過ぎても指しゃぶりがなおらないときは、歯ならびやあごの形に影響を与えますから、徐々になおしていきます。
- 06
規則正しい生活習慣を
身につける早寝早起きの習慣を身につけ、楽しく毎日の食事ができるようにします。
- 07
栄養バランスのとれた食事を
歯のためによい、カルシウムやその他栄養バランスのとれた食事にする。
歯ごたえのある食べ物を多くします。 - 08
おやつは、時間と量を決めて
おやつは、3回の食事でとりきれない栄養を補います。甘いお菓子やスナック菓子、ジュースや清涼飲料水ばかりにたよらないようにします。
- 09
よくかむ習慣を身につける
栄養を全身に送るためのスタートは、食べ物をかみ砕いて飲み込むことからはじまります。よくかむことが、健康な体づくりのスタートです。よくかむことで、歯は丈夫になり、あごの発達をうながします。
- 10
歯みがきの習慣を身につける
歯がはえたら、すぐに歯ブラシに慣れるようにします。また食事のあとは、できるだけ歯をみがくようにしましょう。
自分で歯をみがくようになったら、最初はお母さんが仕上げみがきを手伝います。
