「年齢別 子どもの歯みがきの注意点」について
6月4日~10日は、「歯と口の健康週間」です。
そこで今回は、子どもの歯ブラシの注意点についてお話します。
年齢(歯のはえ方)によって、虫歯になりやすい場所が変わっていきますので、ポイントを押さえた歯みがきをしましょう!
■ 6ヶ月頃~(乳前歯が生える時期)
赤ちゃんに下の前歯が生えたら、
歯みがきをスタートさせる時期です。生後6ヶ月くらいが平均的です。
ミルクだけで、砂糖の摂取がなけれ虫歯の心配はあまりありません。
まずは、歯に触れられることに慣れさせていきましょう。
・一日一回ガーゼで歯を拭いてあげる
・赤ちゃん用の歯ブラシも持たせる
などの方法が有効です。
■ 1歳半ころ~3歳ころ(奥歯が生え始め~生えそろう時期)
歯ブラシに慣れる時期です。まずは食後にこだわらず、機嫌の良いときに行ってください。
子ども自身で歯みがきをはじめ、必ず親が仕上げみがきをしましょう。
使用する歯ブラシは、小さなものから始めましょう。
前歯の裏側はむし歯になりやすいので、特に意識してください。
■ 4歳~5歳(乳歯がはえ揃った後)
歯みがきの習慣化の時期です。(特に夕食後)
虫歯になりやすい場所は、奥歯の歯と歯の間です。
お菓子は時間を決めて食べるようにしましょう。また、歯科医院でのフッ素塗布も行いましょう。
■ 6歳ころ~(永久歯が生え始める時期)
虫歯になりやすい場所:6歳臼歯(乳歯の後ろから生えてくる永久歯)です。
特に、一番初めに生える第一大臼歯(奥歯の永久歯)は、
噛みあわせを決める大事な歯でもあるので、注意しましょう。