ドライマウスについて
今回は、「ドライマウス」についてお話します。
口やのどが渇く、味が何か最近おかしい、口臭が気になる、乾いた食品を食べられない、
食べ物をうまく飲み込めないといった症状が気になる人は、ドライマウスかもしれません。
■ドライマウスの症状
ドライマウスとは、さまざまな原因で唾液の分泌量が低下することにより、
口の中が乾燥する病気で、口腔乾燥症ともよばれます。
ドライマウスを発症すると、口の中が乾燥するので「話がしにくい」や「ものが食べにくい」、
「口がネバネバする」などの症状が引き起こされます。
また、唾液で抑えていた免疫機能が低下し、風邪をひきやすくなったり、むし歯が増えることもあります。
■ドライマウスが起こる原因
(1)ストレス
唾液の分泌は自律神経によってコントロールされているため、
ストレスがあると唾液の分泌が正常に行われなくなります。
(2)薬による副作用
薬の副作用によって、ドライマウスになることもあります。
花粉症やアレルギーの薬、高血圧の薬、鎮痛剤などの副作用により口の渇きといった症状が引き起こされます。
(3)喫煙・アルコール
喫煙により、交感神経が刺激され唾液が減少したり、アルコールの利尿作用により、口の中が乾きやすくなります。
(4)口呼吸
口呼吸が多くなると口の中の粘膜が乾燥し、ドライマウスになりやすくなります。
ドライマウスになる原因としては、さまざまな要因があげられます。
口の渇きを長期間にわたって感じる場合には、早めに相談してくださいね。