花粉症で歯が痛む!?
最近は急に暖かくなり、桜の開花に関するニュースが見られるようになってきました。道路脇や住宅街に咲いている桜がとても綺麗で外を歩くのが楽しくなってきます。
そんな春の象徴である桜と同じ植物関連として挙がる話題がもう1つ…そう、花粉です。私も2月からはやくも花粉症の症状があらわれてきています。
鼻詰まりで息苦しい、鼻水がとまらないなどなど、クシャミや目の痒みなどとならんで不快な症状がおきます。
さて、これに伴ってたまに起きるのが『なんとなく奥歯が痛い』『奥歯を噛むと痛む』という症状です。
花粉症でナゼ歯が痛むの?
ほとんどの方がこう思ったのではないでしょうか。
実はこの種の歯が痛む原因には、鼻づまりと関連しているものもあるのです。
花粉で歯が痛くなる理由
鼻水がたまると鼻がつまるだけではなく、その奥の副鼻腔である上顎洞にも水がたまったり炎症がおきてしまいます。
上の奥歯の神経はその上顎洞に近い部分を通っていることがあるため、それによって痛みを感じてしまうようになるのです。
副鼻腔炎による歯の痛みには以下のような特徴があります。
- 鼻炎になりやすい
- 鼻がつまってから痛むようになった
- ジャンプしたり階段を降りる振動が響いて痛む
- 頭が低くなる姿勢になると痛みが増す
- 頭の向きを変えて寝ると痛みが変化する
実際には歯周病や虫歯の痛みと、判別がつきにくい場合も多いため、気になる症状があれば歯科を受診することをお勧めします。